事業を拡大したいのであればというお話


今回は、事業を拡大したいのであればというお話。


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会計士、税理士という仕事をしていると、クライアントである経営者から様々な相談を受ける。

特に、事業拡大中の経営者からよく聴くお悩みとして多いのはこのようなこと。

・売上が安定しない、伸びない

・資金繰りが苦しい

・人材が育たない(集まらない)

つまり、営業、マーケティングのこと、財務のこと、そして、人材育成のこと、になる。

もちろん、これは、事業規模にかかわらず、中堅、大企業でも課題になるが、その傾向は、当然、中小企業の方が顕著。

なぜなら、中小企業は、大企業に比べ、ブランド力、財務力、求人力、人材力が、劣る傾向が高いからである。

しかし、それでも事業を拡大されたいとお考えの経営者もいらっしゃるのも事実。

そこで、これから、どんどん事業規模を拡大されたいとお考えの方に、是非、ヒントとなることをお話したい。

特に、人材が育たない、とお考えの方にお勧めしたい。

それは、仕組み化できる業種、ターゲットを選ぶことも重要であるということである。

逆にいうと、職人的な業種、ターゲットを選んでいては、人材育成の観点からは、事業拡大の難易度は高くなるということである。

私が言いたいことは分かりますかね?

例えば、割烹料理店を何店舗も経営したいと思われたとしても、まずは、経営者自らが満足のいく味を出せる職人は、そう簡単に育成できないですよね。

そう考えると、飲食店業でも、割烹料理というジャンルは、事業を拡大させるためには、難易度の高い事業になるということはお分かり頂けるだろう。

逆に、勝手なイメージで大変恐縮だけれども、牛丼チェーンのような飲食店の場合、イメージとしては、既に食材はそろっていて、ご飯とお肉を適量で綺麗に準備できるスキルも、難しいとは思うが、割烹日本食に比べると、難易度は低くく、牛丼もりつけ職人を育成することは、日本料理人を育てるよりは容易であって、多店舗展開が容易であることはお分かりいただけるだろう。(ここでは、その他、人材募集の難易度は、無視するとして。)

つまり、特に、中小企業において、事業を拡大するためには、限られた戦力の中で、自己が考えるサービスの品質と、顧客が求めるサービスの品質と、価格とのバランスが重要であって、事業拡大に相応しいマーケットを狙い、効率化し、利益を出せる仕組みを整えることが重要であって、そのためには、仕事、そして、マーケットを選ぶことも重要だということになる。

ちなみに、私も、事業拡大は考えているが、やはり、人材を採用して、事業を拡大していくのであれば、会計事務所のサービスという中でも、受ける仕事は選択していかなければ、事務所内部は破綻するリスクを抱えるだろうから、私は、それも考えている。

また、人材育成をスムーズにするには、仕組み化、マニュアル化しやすい仕事を選び、実際に、仕組み化、マニュアル化することが重要だと思う。

今後、事業を拡大していきたいと思われてる方。

いずれ人材面での悩みに行きつかれると思うので、そうならないように、事業展開は、事業経営は、頭を使うことが重要ではないだろうか。

私も、事業拡大には、十分に気を付けたい。

人材育成で悩まれている方は、本当に従業員が悪いのだろうか?

いえいえ、まずは、自分の準備を見直しましょう。

マニュアル化可能な部分はマニュアル化されたのか?

この点、十分なマニュアルがあれば、ミスがあった時には、それは、従業員にも責任があるといえるのではないだろうか?

また、マニュアルがあってもミスが起きるのであれば、それは、マニュアルが不十分だったのではないだろうか?

ちなみに、私は、会計士として、いくつもの上場企業の監査を通じて、各社の内部資料を色々と見させて頂いたが、優良企業は、マニュアル化が進んでいる。

それは、経理にしても、人事にしても、その他業務オペレーションにしても。

マニュアル化は、人材育成のための必要な投資ですよ。

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