家族経営の難しさと一つの改善方法 家族経営 経営改善 税理士 会計士 コンサル 富山

中小企業の場合、小規模かつ家族経営の場合が多い。

私のクライアントの中にも、また、知人経営者の中にも、家族経営の方は多い。

そして、第三者として家族経営を客観的にみて、また、話しを聞いて、家族経営は難しいと思う。

家族経営で最も難しいと思うことは、家族間での経営に対する考え方等の相違が生じた時だと思う。

例えば、夫婦間、親子間、親族間での考え方の不一致。

確かに、経営に限らず、家族の場合、近い故に、言いづらかったり、議論が途中で終わってしまい結論が出ずに、立ち止まるケースが多い。

当然、経営についても同じことが生じがち。

家族経営でも誰かが強力なリーダーシップをもって、様々なことを決めて進められればまだいいが、各々が各々の考え方をもって経営していると、考え方に対立が生じた場合には、どうしても問題が先送りされるケースが生じる。

しかし、そんなことで問題を放置していては、一向に、経営改善という成果は生じない。

当事者同士が一定の納得がいくまで、冷静に話しあうことが重要である。

そして、そのための一つの改善方法は、信頼できる第三者と一緒に、その第三者のリードのもと、議論を進めることだと思う。

私は、家族経営を経験したことはないが、いい点もあり、難しい面もあると感じるが、難しいからといって結論を先延ばしにしていては全く意味がない。

まずは、当事者同士で、冷静に、率直に、意見交換を定期的に始めることが重要だと思う。

その上で、感情的になって、話が進まない場合には、第三者を交えることも大切である。

中途半端な判断に基づく、中途半端な経営は、中途半端な成果を生み出すだけだと思う。

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