クラウド会計の注意点  クラウド 会計ソフト 注意点 税理士 会計士 富山


弊所でもクラウド会計の提案を検討しているが、先日、使ってみたい、という新規のクライアントが使われたので、内容を見せて頂いた。

しかし、このクライアントは、やっぱりクラウドは止めて、私のおすすめのパッケージソフトにしたいと、クラウド会計を諦められた。

その理由は、パソコンのスペックが低く、クラウド会計ソフトがサクサク動かないことだった。


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ご承知かと思うが、クラウド会計は、そのソフトを提供している会社のサーバーへ、インターネットを介してアクセスして、先方のサーバー上で、処理を行うことになる。

つまり、通信速度とパソコンそのものの処理能力によって、処理そのものの速度は変化する。

今回、偶々、利用されていたパソコンが、少々、パソコン能力が低めだったため、指示した内容のクラウド会計ソフトのリアクションが遅くてイライラするくらいだったため、諦められた理由も分かる。

これからクラウド会計ソフトの利用を検討されている方は、まず無料版を使ってみて、自分のパソコンでもサクサク動くかどうかを確認してから利用を検討されることをお勧めしたい。

ちなみに、そのソフトを止めたいとお考えになった理由は、他にもあって、

・ランニングコスト

・利用画面が見づらいこと

だった。

どのソフトとは言わないが、月々2,000円~3,000円の利用料を考えると、長期で考えると割高だなということも一つの理由だったようだ。

ちなみに、通帳取引が多い企業においては、預金データの自動読み込み機能も活用したいというニーズもあるかもしれないが、インターネットバンキングを活用するには、その銀行へ、そのための手数料も毎月別途必要になるので、インターネットバンキングを活用していない企業においては、新たな負担にもなる。

また、確かに、そのソフトの入力画面は、個人的な感想としては、横に長く、入力していると目が疲れるということも使いづらい理由の一つかと思った。

この点は、慣れもあるのかもしれないけれど。

一方、弊所がおすすめしているソフトに関しては、これいいね!と言って頂けた。

その方は、同じメーカーのグレードの高いソフトを別会社でご利用されているが、同様のメーカーの中でも下から二つ目のグレードの比較的お手頃のソフトを、今回、お勧めしたが、同類の処理が連続入力できることや、前月の取引を参照して選択することで、入力の手間を減らせることが、強くお気にいりになったようだった。

同じメーカーでも、高ければいいわけではないことには注意が必要だ。

これまでは、そのグレードの高い別のソフトが入力が面倒で、経理を更に嫌にさせていたようだったが、今回の会社で、お勧めしたソフトであれば、入力が楽になりそうなので、ほっとされた様子でよかった。

好みもあるとは思うが、単調だけど、少し難しい会計、経理に対する嫌悪感を軽減するには、適切なソフトを選択することは、重要なことだと思う。

これから、

・ご自身で経理される方

・今のソフトが使いづらい方

・会計ソフトの変更をご検討されている方

は、是非、慎重に選択して頂きたいし、よろしければ、私がおすすめしているソフトも見てみたいという方は、そんなご相談も頂ければと思う。

ちなみに、以前、スポットでそんな相談を受けて、月次決算が2カ月後遅れじゃないとできなかった企業において、末締めの請求書が届けば、翌月10日過ぎには、月次決算ができるようになった例もある。

たかが会計ソフトではなく、会計ソフトの選択は本当に重要だと思う。

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