今回は、無知は不幸を招くというお話。
この仕事をしていると、本当に、そう思うことが多々ある。
そう、無知は不幸を招くということ。
例えば、会計的、財務的な無知は、不幸を招く。
代表例は、開業だろう。
例えば、設備資金と、運転資金の区別、そして、運転資金を正しく把握するための会計的な知識、情報、さらには、財務的な表現力。
どれが欠けても、失敗リスクが高まる。
例えば、最悪な例は、開店数か月で、運手資金が枯渇して閉店。
知識、情報があれば、もっと運転資金に持たせて開業すれば、数カ月後には、業績好転したかもしれないのに。
また、資金不足を理由に、開業時期を遅らせたりできたのに。
また、税務的な無知も、不幸を招く。
代表例は、節税という名の甘い罠。
節税ときけば、ついつい、乗っかりたくなる気持ちはわかるけど、それは、部分最適であって、全体最適の観点からすると、その節税額以上に損をしているケースだってあるのにというケース。
これも、税務的な無知と、慎重さ、そして、信頼できるパートナーの欠如がもたらす、不幸ではないだろうか。
その他の分野も、同様だろう。
お金の勉強は、ちゃんとした方がいい。
そして、分からないなら、信頼できる人から教えてもらった方がいい。
私は、そう思う。
もちろん、特定の誰か悪いとはいわないけれど、このような現実は、できれば無くなればいいと、僕は思う。
無知が原因で、大切なお金を人生をおかしくさせないためにも、会計、財務、税務的な教育というのは大切であると痛感すると同時に、微力ではあるが、その教育にも力を注ぐことが、自分の役割のような気がしている。
だから、私は、手間暇を要するけど、セミナーという手段で、そのような教育に尽力したいし、しなければならない、そのように感じている、今日この頃である。
来週は、某団体様からのご依頼で、セミナーを行い、現在、そのための資料を作成し、担当者さんに事前確認を頂いた結果、すごくいいね、という声を事前に頂戴した。
資料のスライド数は約220枚。
これだけ聞くと、多いと感じるかもしれない。
でも、全スライド中に、文字だらけ、というような芸のないスライドはほとんどない。
まれに、2文字くらいのスライドもあったりする。
重要なのは、受講者目線で、いかに、難しいことを、より理解頂ける形にするのか。
これは、正に、職人の世界だろう。
例えば、お寿司屋さんだって、同じネタをつかっても、コメの炊き方から、ネタの細工の仕方次第で、結果は、千差万別。
それは、情報を扱う、我々、専門家、講師、も同じであって。
食でいえば、いかに、分かりやすく、意義あり、楽しく、最後まで聞いて頂ける、美味しい内容、中身にするのか、というのが、私の腕のみせどころだろう。
完全という結果はこの世の中にはないとは思うけど、来週は、必ず、賞賛の声を沢山頂いている光景が目に浮かぶし、その自信があるから、私は、セミナーを引き受けるのである。
当日が、楽しみだ。
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税理士・公認会計士
金平 剛
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