価値観の整合性の重要性というお話

今回は、価値観の整合性の重要性というお話。

今更、認識しているわけではないけれど、最近、改めて、このことの重要性を感じているところである。

つまり、あらゆる人間関係において、その人のベースとなっている価値観って、本当に重要だなと。

そして、それは、当然、ビジネスにおいても同様で、理念、というものや、配慮、というものが大切だなと。

これは、お客さん、仕入先、従業員、社会、事業パートナー等、全ての点において、言えることだと思う。

例えば、私も、開業以来、多くの方と出会い、色々な提案を受けてきたものの、全ての人と取引をしたわけでもなければ、向こうから依頼もされないこともあれば、こちらから断ることもあったり、様々だ。

そして、その中で、私が重視していることは、正に、相手の価値観、考え方、理念、等である。

つまり、ビジネスになると、お金が絡むため、美味しそうな話を持ちかけられる場合もあったり、本心では思ってもいないような言動をされる方もいるが、いかに、そのような人を排除するのか、ということは、本当に大切だと感じているのだ。

だから、私は、できれば、どのような関係にしても、双方をある程度理解した上で、取引などを始めることがベストだと信じているし、逆に、会ってすぐに、ビジネスの話をされるような方との付き合い方は、慎重にしているのだ。

その理由は、何というか、目的や理念が不明確で、お金が目的になっている人って、手段を選ばなかったりされる傾向があると思う。

そして、こちらの大切な人間関係、つまり、信頼関係も、そのような方を巻き込むことで、亀裂が入りそうな感じがするからだ。

一方、先方も、慎重な方や、理念や目的をもってお仕事されている方というのは、どこかで理解しあえる感じはあるし、取引していても気持ちがいいと感じるのは、私だけだろうか。

金平先生、そんなのただの理想で、現実は、もっと泥臭いものだ、と言われるかたもいらっしゃるかもしれないが、それはそれでいい。

ただ、どんな事業においても、業種は異なれど、高い志や、似たような価値観、理念等を共有できる方と取引できるように、常々、努めることこそ、そして、ひいては、そのような方で、周囲を固めることこそが大切なのではないだろうかと思う。

だから、私は、価値観が合わないと思う人が、仮に、離れて行っても、全然、問題ない。

私は、志高く、社会のために貢献できる人間、会計士、税理士でありたいと思うし、今後も、それだけは、日頃から、意識したい。

どの世界においても、小手先のテクニックをどれだけ磨いたとしても、それは脆いもので、やはり、土台、基礎となる考え方、価値観等が、高尚なものであることこそが重要だなと感じる、今日、この頃である。

追伸

今日も、色々な方とお話する機会があったわけだけど、優秀な人、信頼できる人との会話というのは、気持ちがいいし、勉強になるものだと感じるし、価値あるものは、仮に、同業者やライバルであっても、共有や協働を行うことも重要だと感じた本日である。

なぜなら、社会にベストなソリューションこそが、もっとも重要だと思うから。

そして、仮に、自分がベストではないのであれば、会計士、税理士を辞めるべき時かもしれない・・・

ただ、社会には、税務等の面で、課題は沢山ある気がする。

だから、私がやらなければならないことはまだまだあるので、まだ、辞める時期ではないし、自己研鑽しなければならないね、もっと社会に貢献できるように。

あと、チャレンジも必要だね。

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税理士・公認会計士

金平　剛

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