今回は、コンサルタントとして、ビジネスモデルについて。
以前も記事にしたことがあるかと思うが、ビジネスモデルには、このような概念で分けることができると考えられている。
それが、ストック型とフロー型である。
両者は、対照的な概念といえる。
簡単に説明したい。
まず、ストック型とは、比較的、多くの顧客が、薄く、長く、利用してくれるビジネスモデルと言えるだろう。
逆に、フロー型とは、少数の顧客が、濃く、短期で、利用してくれるビジネスモデルと言えるだろう。
次に、両社の特徴としては、ストック型は、利益率が高くないが、多くの顧客が、沢山利用し、長く利用してくれるので、経営が安定し、経営が見込みやすい反面、瞬間的な高利益を望めず、安定経営できるまでのビジネスの立ち上がりが課題ともいえる。
逆に、フロー型は、一般的に、ストック型に比べると、利益率が高めで、少数の顧客ではあるものの、その方々から、厚い利益を確保することで経営を成立させるモデルであり、瞬間的な高利益を見込める反面、ストック型に比べると、単発の仕事という側面が強く、経営の安定という観点からは、やや不安定になりがちである。
ちなみに、私が営んでいる会計事務所は、どちらかというとストック型ビジネスである。
つまり、一般的に、会計事務所は、毎月、仕事が生じ、顧問料という形で、報酬を頂戴できることからストック型ビジネスと言える。
あとは、飲食店や、美容室、小売業も、ストック型と言えるだろう。
逆に、高額商品を扱うような業種は、フロー型ともいえ、例えば、私の仕事であれば、相続税の申告は、フロー型の仕事になるだろう。
そして、これは価値観によるのかもしれないけれど、個人的には、ストック型ビジネスを一つは持たれて、安定収入の基盤を持つことが大切ではないかとお伝えしたい。
そうじゃないと、なかなか落ち着かなくないですか?とお伝えしたい。
もちろん、価値観次第で、短期に大きく稼ぎ、時々、休みたい、という価値観をお持ちの方には、ストック型は向かないかもしれないが、そうではない方は、是非、ストック型ビジネスを持つことをお勧めしたい。
その上で、フロー型ビジネスモデルも提供できれば、更なる安定経営が実現できるのではないだろうか。
つまり、安定しているものの利益率がそれほど高くないストック型ビジネスを主としながら、フロー型ビジネスの利益で、利益を補充するイメージが、私には合う。
もちろん、主は、フロー型で、従が、ストック型で、補充する形でもいいだろう。
これから、起業される方は、このような視点も大切にされることをお勧めしたい。
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