今回は、保険の相談というお話。
はい、最近、この記事にも書いているせいか、お客さんから、保険の相談が多いですね。
そもそも、私は、税理士、会計士だけど、生命保険については、結構、詳しく、保険税務にも詳しい優秀な保険屋さんからも、先生、すごく詳しいですね・・・とよく言っていただけます。
ただ、私からすると、当たり前なのですけどね。
なぜなら、会社経営、事業経営において、特に、借入があるクライアントさんにおいては、生命保険は、重要ですからね。
逆に、保険税務を明るくない税理士、会計士って、私は、理解できないですね。
また、保険税務に明るくない保険屋さんが、法人向けに提案するのも、理解できないですね。
なぜなら、誰のための仕事ですか?と考えるからだ。
それはさておき、保険の相談において、よくあること。
それは、まず、保険の基本を理解されていないこと。
例えば、保険の種類、保障期間、保険料払い込み期間、解約返戻金、実質解約返戻金、契約者、受取人、被保険者、主契約、特約等々。
全然、理解されていない方が多いですね。
ただし、それは仕方がないです。
なぜなら、提案する人が、教えていないから。
そして、こんなことを書いている私も、若いころは、全く同じだったので、お恥ずかしながら。
そして、保険の基本を理解していなから、当然、自分が、どのような保険に入っているのか、理解しておらず、説明できないケースが多い。
そして、誤解しているという。
例えば、掛捨ての死亡保障で、万が一の場合、月額○十万円もらえるという保険について、貯蓄性のある保障のついていない年金保険だと思っていらしたり。
また、掛捨ての定期死亡保障の保険について、貯蓄性があって保険料払い込み期間終了時点では、払い込んだ保険料以上の貯金が出来ていて、老後の資金になると思っていらしたり。
さらに、保険料が、10年ごとに、どんどん値上がりしていることを理解されていなかったり。
正直、どの商品であっても、悪い商品というのはないと思います。
しかし、問題なのは、契約者本人が、商品内容を正しく理解していない状態で、契約してしまう状態が多いということ。
そして、それは、誰が作り出しているのか、ということです。
答えは、契約者本人と提案している保険屋さん、両方です。
今回も、ある既契約の保障内容について、説明してほしいといわれて、説明したところ、金平先生に説明されて初めてわかった、といった感じでした。
また、保険は、こういうものだとおもっていたから仕方がないけど、本当は、別の契約形態もあるのですね、と・・・
さらに、この保険は、自分にとって、何のための保険で、提案した人も、何のために誰のために、設計した商品なのか、といった感じでした・・・
保険に限らず、当事者本人が、理解することは、本当に重要です。
これは、会計、税務も同じくです。
そして、理解を怠って損を被る場合の最大の責任者は、当然、当事者本人です。(厳しいようですが)
経営者は、勉強することが義務です。
なぜなら、家族、従業員、お客さんを守ることが義務だからです。
私は、今後も、クライアントのために役立つことは、正直に伝えていきたいと思います。
それが、私の使命であり、やりがいでもあるからです。
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税理士・公認会計士
金平 剛
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