内部でできることは意外と多い 経営改善 行動改善 コンサル 富山

経営改善に関するコンサルを開始して、まずは、現状のヒアリングをする。

そうすると、意外かもしれないけれど、企業内部でできる課題が意外と多いことが、一般的なのだ。

通常、経営改善と聞くと、一般的には、予算を作って広告を売って売上を上げて利益も上げよう等、どうしてもお金を使って売上を上げる、という手段を考えがちが方が多い。

しかし、重要な課題、無駄が、山積している状況の中で、アクセルと強く踏み込んでも、残る利益というのは、意外と少ない、もしくは、売上は上がったが、利益はほとんど上がらなかった、そして、社内が疲弊しただけだった、ということは意外と多いと思われる。

コンサル、または、会計を通じて経営状態と日々向き合っていてよく思うのは、まず大切なことは、現状を把握し、内部でできる課題を洗い出し、優先順位をつけて解決していくという習慣を形成することが、まずは最も大切だということ。

そして、それらの課題を徐々に解決していくだけでも、商品、サービスに本質的な価値があれば、売上を大きく伸ばさなくても、意外と、利益という成果、結果がついてくることが多いということを感じることが多い。

また、経営に限らず、内部、または、個人的な課題というのは、自社、個人の意識、管理によっていくらでも改善できることから、ある意味、即効性が高いが、自社と社外の第三者（例えば、お客さん）とのやり取りがある場合には、どうしても第三者の考え方に影響を受けるため、内部的な課題改善に比べると、即効性が低いことが多い。

つまり、いかに、自社、個人でコントロールできることに課題を見出し、その解決に集中することが重要なのかということだと思う。

特に、お客さん、取引先等、第三者を、自分が考える方向性へと導く、理解して頂く等は、時間を要するを正しく理解することが重要だと思う。

改めて、是非、無駄の有無、商品選択、効率性、その他、内部の課題の有無を検討頂きたい。

内部では対応できないのであれば、外部の人間に入ってもらうことも一つの手段だろう。

改善において大切なことは、業界の常識を疑うことにもあると思う。

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金平　剛