数値から客観的に経営判断をすることの重要性　　管理会計　経営判断　経営改善　コンサル　税理士　会計士　富山

本日は、経営コンサルのために、依頼者を訪問し、数時間、会議をしてきた。

そして、感じたことは、このように書くと当たり前のことだが、経営には数値が重要で、数値を客観的に分析して、その数値から各種の経営判断をすることが重要であることを改めて実感した。

当たり前のことだが、経営の数値を正しく分析して、合理的な判断を導くためには、そもそも、その事業にはどのようなデータが重要で、そのデータを定期的に分析して、原因を検討し、改善行動を計画しなければ、改善することはない。

ここで重要なことは、まずは、自身の経営において大切なデータとは何か、その対象データを正しく識別できることである。

そして、それを特定した上で、そのデータを記録し、残すことが重要である。

今回は、過去のデータが記録されていたため、ある程度、正しい経営改善へと判断を改められそうだった。

しかし、仮に、今回必要だったデータ、つまり、各種、数値が、過去実績としてなかったとしたら、専門家である私も、ここをこうすれば、ここがこうなって、と正しい分析と、それに基づく、提案もできなかったと思う。

経営改善のためには、日々のコツコツとした改善も当然必要だ。

しかし、最も大切なことは、そのビジネスにおける核となる部分の判断であり、改善であることは間違えない。

そして、その核となる部分の合理的な判断をベースになるのは、やはり、データであり、数値である。

経営の核の部分に関するデータを特定し、記録することは、本当に重要である。

そのためには、データの選択、判断、そして、記録、あとは、そのデータの活かし方を学ぶことが、経営者には必要だ。

経営者自身も経営について学ぶ姿勢を持つことが重要だと思うが、私としても、何度も申し上げている通り、そのような機会を設けることが必要であると、痛感している。

頑張らねば。

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