強みの条件 経営改善 経営戦略 意思決定 コンサル 税理士 会計士 富山

経営において一般的にいわれることの一つとして、自社の強みと弱みを認識し、強みに焦点をあてた経営をしようということがあると思う。

しかし、この強みには条件があると思うが、皆さんはお分かりだろうか？

私が思う、経営における強みの条件は、その仕事をして儲かることである。

このように書くと、何を当たり前のことを言っているのか、という風に返事が返ってくるかもしれない。

しかし、現実に、儲かるという強みの条件を認識していない経営者は少なくないと思う。

強みというのは、もちろん、その企業にとって得意な分野だということも条件だろう。

しかし、得意、かつ、儲かる、という2つの条件があって、初めて強みになると私は思う。

単一の商品、サービスのみを扱っていれば、その企業の儲け＝全体の決算書の状態、ということが分かると思う。

しかし、そんな会社はまれだし、また、お客さんによっては、利益率も異なることも多いだろう。

つまり、得意、かつ、儲かる、という条件を具備した強みのある商品、サービスが何なのかを明確にしたうえで、本当の強みのある商品、サービス、事業を伸ばしていくことが重要なことは明らかだろう。

単に、得意だから、好きだから、それが強みであり、伸ばしていきたい、と思っていれば、早晩、頑張っても頑張っても、思ったように儲からないなという日が到来するだろう。

効率的に経営を行うには、まずは、自社の状況について明るくなることが重要だと思う。

そして、儲からないことは、改善するか、止める、儲かることは、優先順位を上げる。

これが基本であり、重要だと思う。

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