法人設立の連続と法人化を検討してみればいいというお話

今回は、法人設立の連続と法人化を検討してみればいいというお話。

そうなんです。

先日、私も、法人を設立したけれど、よく考えれば、最近、弊所のクライアントさんで法人化が毎月のように発生している。

今月も一件、ご依頼があり。

では、なぜ、皆さん、法人化をされるのか？

それは明快で、特定の目的を実現するためだ。

中でも、法人化の目的で多いのは、

・節税（消費税の再免税、給与所得控除の入手等）

・社会的信用の向上（特に、従業員採用に際して）

・経営者本人のための、社会保障獲得のため

である。

つまり、法人化は、それぞれの目的の実現のための、あくまでも手段であって、法人化を目的としてはならないと、私は思う。

なぜなら、なんやかんや、法人化するとコストも増えるため、目的が不明確、計画不明確のままやっちゃうと、後悔するだけだから。

そのため、私は、法人化の相談を受けたとき、必ず、メリットもしっかりつたえるけれど、同様に、デメリットも伝えるようにしている。

なぜなら、デメリットを考慮せずに判断、選択させるわけにはいかないし、やはり、自分が選択しないことを選択して頂きたくないから。

だから、経済的な面だけでいうと、法人化を止めることも何度かある。（ただ、やりたくてやってしまうひとも多いけど(苦笑)）

あと、私が相談を受ける案件の中で、特徴的な点を挙げるとすれば、比較的小さな事業においても、条件が整った場合には、特定の目的を実現するために、法人化を提案していることだ。

この点、あのくらいの規模で、なぜ、法人化をさせるの？と、同業者からも疑問をもたれるケースもあるかもしれないけれど、最初は、よくわからないとおっしゃっていた人も、私の丁寧な提案によって、それやりたいです、とおっしゃった方は何名かいらっしゃる。

そのため、うちはまだ小さいし、個人でも、利益が1,000万円以上も出ていないから、法人化なんて必要ない、とお考えの方は、是非、気軽に私の話を聞いてみて頂きたい。

また、うちは、家族経営だし、今後、相当規模まで拡大する予定もないから法人化なんてまだまだ先の夢物語だと思われているような方にも、是非、私の話しを聞いて頂きたいと思う。

一概に、このような方、条件とは言えないわけだけど、聞くだけ損はない話。

実は、昨日も、そして一昨日も、相談者に対してお話したけれども、検討する価値がある情報、と評価を頂いた。

実際にやられた方においては、もっと早く金平先生に会って、教えてほしかった、と言われる方も。

私は、自分の信頼を落としたくないので、条件にあわない人、おすすめできない人に、法人化を提案することはありません。

気になる人は、お早めにどうぞ。

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