経営分析に重要なシンプルなこと  経営分析 経営改善


久々の更新。

甲子園にオリンピック、楽しい夏だ。

さて本題だが、経営改善のために経営分析を行われる経営者は多いと思う。

つまり、経営改善のために、経営分析を行い、効率的ではないところ、不合理なところを発見し、そこを改善し、また、効率的なところ、合理的なところ発見し、そこを強化してくことが、経営改善の第一歩だと思う。

そして、そのためには、経営分析、つまりは、財務分析が重要になると思うが、財務分析において重要なシンプルなこと。

それは、必要なデータを入手できるようにデータを管理すること。

より詳しく言えば、データを分けることだ。

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もちろん、多くの企業においてはすでに会計データを分けて管理している企業も多いだろう。

しかし、同時に、多くの企業において、会計データを適切に分けて管理していない企業も多いと思われる。

例えば、会計データを分ける典型的な例としては、部門別会計である。

つまり、複数の事業をしている企業においては、事業ごとに部門を設定して、各事業がそれぞれどのくらい儲けているのか?逆に、どのくらい設けていないのか?ということを把握し、理解し、経営改善に役立てることは重要である。

複数事業を行っていなかったとしても、商品別、サービス別に損益管理をすることも、会計データを分けて管理する一例になるだろう。

どの商品がどのくらい儲けていて、逆に、どの商品があまり儲かっていないのか、を把握することは重要である。

中小企業の経営資源は限定的であり、生き残るために重要なことは、自社が得意なところを見出し、そこを強化すると同時に、逆に、弱いところ、儲からないことは、改善するか、止めることが重要だと思う。

そして、そのような適切な判断をするためには、可能な限り細分化された単位でのデータの分割、そして、管理が重要である。

コンサルティングをしていてよくあることは、売上は上がっているが、お金が残らないということ。

しかし、理由はシンプルだ。

儲からない売上を上げても、忙しくなるだけで、利益はでず、利益がでなければ当然、お金は残らない。

そして、そのようなケースにおいて、よくあることは、会計データを適切に分割管理できていないということ。

逆に、そのようなデータを管理して、定期的に確認していけば、正常な人間であれば、改善するか、止めるという選択をするだろう。

まずは、適切な会計データを分けて管理すること。

もうひとつ重要なことは、いかに、そのデータをタイムリーに把握するかということ。

赤字垂れ流しの事業を行うこと、商品、サービスを行うことを、いかに改善するか、いかに早く止めるか、という選択は、中小企業において本当に大切なことだと思う。

このような管理がしっかりしている企業は、順調に利益を残せているケースが多いと思う。

逆に、そうではない企業ほど、利益が残らず、その原因も理解していないケースが多いと思う。

適切な判断のためには、適切な情報が必要であり、適切な情報とは、実行可能かつ必要な程度に、細分化された適切なデータであることをご理解頂ければと思う。

たかが、会計データかもしれないが、活かすも殺すも経営者次第であり、顧問の会計士、税理士次第だと思う。

私も、クライアントのために今後も気を付けたいし、そのような経営者に対する会計的、経営的教育が必要だと思う。

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