前回は、ベスト更新をご報告いたしましたが、また新たな目標80切りに向けて、空き時間で精進しているところです。
さて、最近、ゴルフをラウンドした後に必ずやっていることがあります。
それは、そのラウンドのスコアカードをみて、振り返ること、そして、課題を見つけることです。
そして、その後の練習に取り組みます。
さらに、ラウンドの振り返りを始めて気がついたことがあります。
それは、客観的にプレーを振り返ることです。
どうゆうことかというと、特に、スコアが悪かったホールのプレーを振り返るとある共通点が見えてきます。
それは、欲をコントロールできていないことです。
つまり、コースとその人の調子を客観的に評価して、戦略的に考えて攻められていない、さらには、危険を回避できていない、ことが明確になります。
そして、このように振り返っていると感じたことは、やはり、経営もゴルフと似ているということ。
つまり、欲を出し過ぎて、現状を冷静に把握できていない状況で、アクセルを踏むと、事故が生じるリスクが高い、ということは、ゴルフも経営も同じだなと感じるわけです。
経営において、利益の最大化は、大切です。
しかし、問題は、どのように最大化するか、です。
経済学、経営学の世界では、リスクとリターンは関連性があると言われています。
例えば、ハイリスクだから、ハイリターンを得られるといったことです。
しかし、中小企業経営において、このような考え方は危険だと私は思います。
将来の事業計画を描くことは大事です。
しかし、無理な計画を描くことで、事業が破たんするケースもあります。
昨今、上場企業においても不正会計の事件が多いですが、あのような事件で共通することは、非現実的な事業計画、利益計画を、強引に推し進めようとする経営者の姿勢が、根本的な原因であることだと私は感じます。
つまり、上場企業というのは、常に、株価を気にした経営が必要であり、いわゆる短期、中期の利益予算を右肩上がりで達成し続けないと株価が急落するため、上場企業の経営者は、右肩あがりの利益予算を組みたがります。
しかし、総合的に、本当に現実的な予算ではない限り、結果的に、あのような不正を生み出す原因になるとも考えられます。
不正会計を行う動機は、危機的な経営状態を隠したい、ということにあり、それは、正に、経営がうまくいっていないという実態をあらわにしています。
高い目標を掲げ、組織全体を強引に引っ張る経営の方法もあるでしょう。
そして、そのような経営を推奨するコンサルタント等もいるでしょう。
しかし、無理をすれば、いずれ、歪みができるのは、世の常だと私は思います。
何をするのかの前に重要なことは、現状を冷静に客観的に評価することだと私は思います。
今という現実を無視して、とりあえず、大きな目標、計画を掲げましょう、という考え方は、私は、否定的です。
ゴルフも同じですが。。。
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