中華店の奥さんの何気ない行動 経営 コンサル 税理士 会計士 富山

先日、ネットで検索していってみたいと思った中華屋さんに、ラーメンを食べに行ってきたときのことを書きたいと思う。

いわゆる、食べログ、の点数が高い中華点を見つけたので、前々から気になっていたが、夕飯時にふと思い出したので行ってきた。

実際に店にいってみると、店自体は普通の中華店といった感じで、平日の8時半くらいだったので、時間帯とためだと思うが、お客さんもそんなに多くはなかった。

早速メニューを開いてみると、美味しそうなメニューが色々あったが、気分は、ラーメンだったので、海鮮あんかけ中華そば、と頼んだ。

勝手な推測だが、調理はご主人、接客は奥さんだと思われる。

実際、私が接したのは、奥さんと思われる女性だけだが、この奥さんの言動は素晴らしかった。

まず、当日は、私一人で、明らからに食事のみだけの雰囲気にもかかわらず、ラーメンのオーダーをとったあとに、さらっと、「お飲み物はよろしいですか？」と質問が来る。

何となくダメだと思っていても、この質問で、追加オーダーの機会をさらっと提案することは、営業マンとして素晴らしいと思う。

そして、実際に、ラーメンがきて、食べていると、お客さんが少なかったのもあるかもしれないが、水だけ頼んだのに、暖かい中国茶も一緒に用意してくれる。

さらに、中国茶が減っているいるのと察すると、すぐに注ぎに来てくれる。

美味しく頂いて、お会計をして、奥さんに、ありがとうと言われ、帰ろうと思い、内側の扉を開け締めして、外側の扉を開け締めして（建物がそういう構造だったということ）、駐車場へ歩き出したころに、店の外側の扉が開く音がした。

そして、さらっとだけど、ありがとうございました、お気をつけて、と言われる。

中華に限らず、比較的、高級なお店に行くと、そのようなサービスは当たり前のように行われるが、個人店のお店で、ここまでやってくれるところもあまり多くない。

私は、今回、新規客で、奥さんとはどこでもあったこともないけれど、高級店のような形式的で媚びたようなお礼でもなく、さらっとした一言だったけど、意外性にやられた。

そして、私は、再び、この店を訪れるだろう。

一見、お店も、奥さんも、ありふれた中華店のように見えたが、奥さんの言動は、店員としてすばらしいと思った。

人が購買を決めるのは、合理的なもののみならず、感情が動いた時だということを、久々に実感した食事だった。

金平先生がラーメン好きだということは、ショナイでお願いしたい。

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