会計士でよかったなと思ったというお話


今回は、 会計士でよかったなと思ったというお話。


スポンサードリンク

最近、改めて、会計士でよかったなと思う機会が何度かあった。

まず、そんなことはないけれど、会計士ももっていると、会計士を持っていない税理士さんよりも格上にみられること。

そんなことはないし、会計士をもっていない税理士さんでも、非常に優秀な方を知っている。

でも、同業者ではない方が、そのように思ってくださることは、本当にありがたい。

例えば、最近では、資金調達のお手伝いをしているわけだけど、金融機関の方と、最初に名刺交換をすると、会計士さんですか、と結構な頻度でいわれるわけだが、この時点で、こっちは全く意識していないけれど、先方さんは、会計士が作った事業計画書という、変な先入観をもって私の話を聞いて出さることは、説明する私としても大変やり易い。(ちなみに、しっかりした事業計画書であれば、だれがつくってもよくて、また、私の事業計画書も、自分では、矛盾のない、しっかりとしたものだという自負はある。)

また、金融機関さんとのお話の中で、ご質問を頂戴する時も、例えば、私は、金融検査マニュアルや、その中小企業版、査定のこと等も知っていて、そのような内容を交えながらお話し、かつ、それらも加味して作成しているというような内容を説明すると、割とスムーズに話しが進むという経験は、何度かしている。

ただ、これも、私が、会計士であって、監査法人時代に(ちなみに、監査法人には、会計士の資格をもっていないと、入れない)、銀行さんの監査で、自己査定を数千件もやっていて、また、金融検査マニュアルが、また、金融機関さんが、どのような視点で、融資を評価するのかということを理解しているからであり、当時の経験、先輩からの指導に感謝しているのである。

あとは、合理的な事業計画書を作成する上で、確実に理解しておかなければならないことは、損益分岐点分析の考え方であって、これは、会計士試験の管理会計論の中では、必須の重要論点であって、また、監査実務であっても、上場企業の分析においては、主要プロセスに関する分析において、損益分岐点分析の考え方を使ったり、また、上記の通り、銀行さんの監査における添付資料の事業計画書の合理性を検証する際には、必ず、用いていた概念であるため、その点は、肌に馴染んでいるわけで、この点も、会計士でよかったなと思う理由の一つである。

ちなみに、納税対策として、決算数か月前に、事前に、損益着地点を検討するには、やはり、この損益分岐点分析の考え方が、重要であって、これを理解していない、会計人、経営コンサルタントは、あまりよろしくないと私は思う。

さらには、会計士試験の中には、会社法、の試験科目があって、会社法上の会社、というものが、どのような仕組みでできているのか、ということも理解できていることは、税務でも、財務でも、時々、活きてくるため、やはり、会計士でよかったな、と思うのである。

これからも、仕事において、税理士は当然、会計士のネームバリュー、そして、会計士の知見を活かして、クライアント、社会に、貢献していきたいと思う。

あと、資金調達における事業計画書の作成には、会計士が作成した、ということが、説得力になるように精進していきたいと思う。

スポンサードリンク

税理士・公認会計士

金平 剛

金平剛02

金平剛07

税理士・公認会計士 金平 剛 会計事務所

富山県砺波市太田1839番地

〒939-1315

Tel : 0763-77-1357

Fax : 050-3730-0238

E-mail : kanehira@kanehira-tax.com

HP : http://kanehira-tax.jp/

Blog : http://kanehira-tax.info/

Facebook : https://www.facebook.com/kanehira.tax

公式メールマガジン :

お問い合わせ

お気軽に、お問い合わせください

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする