今回は、ストック型とフロー型というお話。
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経営にお詳しい方は、この用語を聞かれたことと思うが、ビジネスには、大別して、ストック型とフロー型のビジネスがあると考えられている。
ここで、語弊を恐れずに、簡単に両者を説明しよう。
まず、ストック型とは、ある一定期間以上、継続的に利用し続けてもらえるビジネスと言えるだろう。
例えば、水道光熱費、電話、等。
また、私の事業、会計事務所業も、ストック型ビジネスに該当するだろう。
一方、フロー型とは、ストック型の反対で、その都度の利用等であり、一定期間、継続的に利用をしてもらえるのか不明なビジネスと言えるだろう。
例えば、不動産の販売、車の販売、等。
ただ、いずれがいいとか悪いとかいう話ではない。
しかし、両社の特徴を、正しく理解しておく必要がある。
つまり、ストック型の場合には、一時的な収益性の高さは期待できないが、安定感があるということである。
一方、フロー型の場合には、一時的な収益性の高さがあるが、安定感が乏しいということである。
そのため、その特徴を理解して、正しく経営してくことがまずは重要である。
つまり、特に、フロー型のビジネス場合には、一度の取引で、ある程度の利益を確保しないといけないということを、正しく理解することが必要である。
では、どちらのビジネスがいいのか、ということになると、それは、事業者の考え方や、価値観にもよると思う。
つまり、安定感を重視されたい方は、ストック型、逆に、収益性の高さを求めたい方は、フロー型、といことだろうか。
しかし、私は思う。
つまり、できれば、両社は、掛け合わせることが最も合理的なビジネスだということ。
つまり、関連する事業を、両方やる、ということである。
例えば、電力会社が、電気器具を販売することは、その一つだろう。
また、フロー型ビジネスにおいても、できるだけ、ストック型ビジネスになるように、顧客に働きかけることが重要である。
つまり、その次の機会には、必ず、自社を利用してもらうように働きかけ続けるということである。
そうすることで、リピーター、既存客が増え続け、そうなることで、フロー型ビジネスも安定感を増すことになる。
さらには、両方において言えることは、追加販売、も収益性を高め、経営を安定させるだろう。
つまり、顧客の利用において、主要サービスなど以外の関連サービスも利用して頂くことを促すということである。
例えば、美容室において、サービス以外に、シャンプーなどはもちろん、美容用品なども販売することもその一つだろう。
また、飲食店においては、店内飲食のみならず、例えば、素敵な食器を販売することもその一つだろう。
結局、機会を最大限活かすという発想で経営することは、重要な発想だということである。
もちろん、その顧客にとって価値があるもの、サービスを提供することは、大前提であるが。
あなたは、機会を最大限、活かしていますか?
私も、まだまだなので、活かします(笑)
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税理士・公認会計士
金平 剛
税理士・公認会計士 金平 剛 会計事務所
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