これは、昔から言われていることでもあるが、新規顧客獲得コストは、既存顧客獲得コストに比べ、3倍とも、5倍とも言われることがある。
皆さんの事業ではどうだろうか?
正確に算定はしていないが、何となく、理解、納得できるという方が多いのではないだろうか。
この事実から経営者は考えなければならないことがあると思わないだろうか。
まず、新規顧客獲得コストは既存顧客獲得コストに比べ高いのであれば、新規顧客獲得に向けた対策ばかりを講じていては、資金効率が悪いということである。
そして、新規顧客獲得コストが既存顧客獲得コストに比べ高いのであれば、新規顧客獲得に向けた対策ばかり講じているのではなく、既存顧客のリピートを促す対策を講じた方が効率がいい可能性高い、ということである。
この点、結構多いのが、新規顧客獲得のための対策は講じているが、既存顧客のリピートを促す対策を講じていないケース、また、自分が講じている対策の目的が新規顧客獲得なのか、既存顧客獲得なのか、曖昧なケースである。
特に、後者の場合には、目的が曖昧であれば、効果も微妙になるのではないだろうか。
例えば、既存顧客が、新規顧客獲得のための広告をみて、いってみようなか、とはなかなかならない可能性が高い。
マーケティングに限らず、目的を明確化して、手段について、その目的を整合性を持たせることは、非常に重要なことだ。
ただし、新規顧客獲得を止めていいわけではない。
どの事業も、顧客は、時の経過や、事業の方向性によって、入れ替わるものだ。
つまり、もうあなたのところは使わない、と考えて出ていく顧客がいるのは、当然の現象と捉えると同時に、それを補うためには、新規顧客獲得のための対策も継続的に実施しなければならない。
また、既存顧客流出の防止は、新規顧客獲得と同等の効果があることを、強く意識していただきたい。
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税理士・公認会計士
金平 剛
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